ページの先頭です

トップページ > 治していくには

痛み、炎症、緩和

四十肩の治療は3つの期間に分けて対処していきます。
1.急性期
2.慢性期
3.回復期

急性期

急性期は痛みに対処することが中心となり、安静が必要です。
突然の激しい痛みがあれば無理をせず、服の着替えなども家族に手伝ってもらいながら可能な限り肩や腕を動かさないで安静にします。
早めに整形外科や治療院を受診して、正しい診断をしてもらいましょう。
痛みで眠れない、夜中に目が覚めてしまうといった状況であれば、鎮痛剤で痛みを抑えると共に、消炎剤で炎症を鎮めていきましょう。

慢性期

慢性期は筋肉や関節のこわばりを取っていきます。
整形外科での理学療法や整体治療、カイロプラクティック、鍼灸治療、マッサージとさまざまな治療法がありますから、自分に合った方法をみつけたいものです。
四十肩は筋肉のこわばりなどから関節包や滑液包が炎症を起こして生じることが多いようで、筋肉を緩めて血流をよくし、治癒力を上げて行くことが助けとなります。

回復期

回復期は狭まった関節可動域を広げていくことに重点が置かれます。
アイロン体操、コッドマン体操、振り子体操、棒体操、タオル体操、滑車運動、プーリー体操、ROMエクササイズといった各種のリハビリ体操を活用できます。
ストレッチや筋肉強化トレーニングで、強く柔軟な筋肉と関節を再び作っていきます。